神部界ワタル通信--世界観--


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小学4年生の主人公・戦部ワタルは、ある日の下校途中、龍神池と呼ばれる池から現れた金色の龍によって、異世界・創界山へと連れて行かれる。かつて、創界山は、七色の虹が輝く美しい世界だった。しかし、悪の帝王ドアクダーの出現によって虹は色を失ってしまい、民衆はドアクダーの配下によって苦しめられていた。創界山の英雄伝説により、ワタルは救世主として創界山を救う使命を負うことになり、魔神・龍神丸とともに、創界山に七つの虹を取り戻すため旅に出る…。というのが、第１作目『魔神英雄伝ワタル』の世界観になります。ＴＶシリーズ第２作目『魔神英雄伝ワタル２』は、１作目の創界山での戦いから一週間後の物語。神部界の遥か上空に存在する星界山をドアクダーの弟・ドワルダーが侵略し、ワタルは、ドワルダー討伐のため、かつての仲間・ヒミコ、シバラク、そして龍神丸とともに旅立ちます。ＴＶシリーズ第３作目にあたる『超魔神英雄伝ワタル』は、星界山の大決戦からさらに一週間後の物語。ワタルに宿る救世主としての「良き心」が、魔界の王アンコクダーによって盗まれてしまった。ワタルは、奪われた「良き心」と再び訪れた創界山の危機を救うため、ヒミコ・シバラクらおなじみメンバーと共に打倒アンコクダーの旅に出る……
この他、ラジオシリーズ、ＯＶＡシリーズ、ノベルス等各メディアでそれぞれに物語は語られます。

よくわかる（？）ワタル用語の基礎知識

【現生界】
	ワタルたちが住む、この世界、現実世界のこと。神部界の住人はこう呼称する。
【神部界】
	神々の世界。創界山は、神部界の象徴とでもいうべき山。
【創界山】
	神々が収める神の山。本来はひとつの山だったが、10000年前に七つの界層へと分かれた。この山に架かる七色の虹が神部界の平和の象徴とされる。
【魔神山】
	創界山から南に300里離れた海に浮かぶ、魔神島にある山。「地」を司り、魔神の原料となる鉱物が豊富に採れる。魔神鍛治たちが住まい、一部を除きほとんどの魔神はここで生産された。
【星界山】
	創界山のはるか空の上にある世界。ワタル２の舞台。外観は雲の上に連なった星形の大陸であるが、実は…
【天部界】
	神部界よりも上位にある世界。原則、神部界の者の立ち入りは許されてない。
【魔神】
	魔の破壊力と、神の意思を持つ巨大ロボットの総称。
【魔界】
	神部界とは正反対に位置する魔界の者が支配する暗黒の世界。
参考文献：フリー百科事典・ウィキペディア（Wikipedia）『魔神英雄伝ワタル』

上図は、小説『虎ブルファンタジー』掲載の図を基にしていますが、ＴＶと小説などのメディアの違いによって、若干の設定変更がある可能性のあることを、お断わりしておきます。